コミケ89発売決定

QxxxⅨ -キュー・クロス・ナイ

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INTRODUCTION

 QxxxⅨ ーキュー・クロス・ナインー とは現代伝奇ビジュアルノベルゲームです。ティラノスクリプトを使用して作成したWindowsアプリケーションソフトです。コミックマーケット89に向け鋭意制作中です。

 内容は学園、魔法、異能、ちょっぴり百合な画ガール・ミーツ・ガール。

 

「私はあなたを救いたい」 

高等部三年の4月、新学期。誰も居ないであろう朝早く、清末白が教室に訪れると見知らぬ少女がいた。視界に映ったのは、風に舞う美しい金髪と、椅子に座ってボゥと外を眺める少女の横顔。〝東角鏡花〟それが金色の髪を持つ、妖精の様な少女の名だった。孤独を愛する彼女はやがて虐めの対象に、しかし気付いた時にはすでに手遅れで…。

 

――これは天帝と呼ばれた清末白の、ささやかな願いの物語…。

 

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STORY

 東角鏡花は東連寺女学院高校の寮で暮らしていた。

 鏡花はある日、夢を見る。夢の内容は朧げで、朝起きたときにはその夢の外形のほとんど忘れていた。しかし、その夢を思考すると何か、知ってはならないモノに辿り着く気がした。脳裏に刻まれた二つの赤い光りだけが、どうしても忘却することが敵わない。

 魔術に関する依頼を解決する事務所——『庵乃雲』に沙月が来た。彼女は事務所の所長であるカリンに仕事を依頼する。それは最近学院の周辺で起きている不可解な殺人事件の解明というもの。幼い少女を対象としたその事件は、現場に残された複雑な血印と残虐な殺害方法から神隠しであると、巷のゴシップを賑わせていた。

 その少女殺害事件が高校でも起こった。遺体発見現場となった東連寺女学院高等部の女子寮は、その学院の広大な敷地内の中央部にあり、昼夜を問わず警備員が在中している。犯行は内部の者が濃厚であると、学院内では噂になっていた。

 沙月はカリンに一枚の写真を見せる。それは殺人現場に残されていた血の印、その印は巷で渦中になっているものだった。捜査上、存在は報じられたがその形状は伏せられていた。

 しかし沙月は以前からその印を知っていた。そしてカリンも。

 東連寺女学院高校には生徒のみが知る会員制の互助組織があった。その名は「フリングホルニ」。存在を知るものは学院の生徒内でもごくわずかで、実態はフリーメイソンのそれだった。参加者は裕福な一族の子女が多い東連寺学院の中でも更に裕福な者、芸術や知性に優れた者、或いは容姿端麗な者、一員になるには何かしら特別な才が不可欠だった。

 血の印、それはフリングホルニのシンボルマークと酷似していた。いや、フリングホルニの創始者であるカリンには判る。それは全くの同一である。

「ねぇ、なんで今になってこんなものが出てきたと思う?」

 沙月はカリンに問うた。カリンと沙月は知っている。これは、神隠しの印などではない。十数年前、まだカリンたちが東連寺で生徒だったころ、とある男の死体に刻まれていた印。その印を見た者は、三人しかいない、カリンと沙月と、それを死体に刻んだ犯人、その者のみである。

 事件が起きた東連寺女学院高等部ではまことしやかに噂が流れていた。

 ——あの血印はフリングホルニの印などではない、あれは吸血鬼の吸血痕=キスマークである、と。

クラマは事件解決のため、東連寺学院に潜入する。東連寺学院の生徒となったクラマ、そこでクラマは一人の少女に出会う。いつも一人、誰も愛さず、誰からも愛されない、孤独を愛する少女。

 

 その名は——。

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 CHARACTER


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九条眩真 Kujo Kurama

(クジョウクラマ・18歳・庵乃雲の事務員)


 この物語の主人公。以前カリンの魔術によって救われたクラマは〝魔術は人を救う〟という強い信念を持った。そんな彼はカリンの元を離れ、英国で2年間魔術の研鑽に励んだのち日本に帰国し、カリンが経営する事務所『庵乃雲』で働き始めた。事務所『庵乃雲』には魔術に関する依頼が寄せられ、それを解決するために翻弄する日々を送る。

 魔術の専門は幻覚魔術で、カリンの学友、現在は英国で暮らしているDean Ashleyという魔術師に弟子入りしていた。

 顔は中性的、頭髪は青黒い直毛、瞳は濃紺で身長は男性の平均ぐらい。カリン曰く「お前はなよっとしていてダメだ。肉を食え、肉を」と言われ、同僚のアイノには女装したときに似合いすぎて引かれる。 

Coming soon...


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久野瀬カリン Kunose Karin

(クノセカリン・年齢不詳・庵乃雲事務所の所長)

 

   カリンは長年魔術を探究するうちに、かつては多くの人の救いとなった魔術も、現代では役に立たないどころか災いをもたらす原因となっている現状を鑑み、〝時代遅れの魔術など誰も幸せにしない〟という考えのもと、魔術の痕跡を消しその存在によって苦しむ人々を救う活動をしている。

 庵乃雲事務所を立ち上げた張本人。事務所に来る依頼は彼女が魔術師の名門、久野瀬家の出身によるところが大きい。また、東連寺沙月とは高校時代の学友で、今でも付き合いのある数少ないカリンの友人。Dean Ashleyとは英国学生時代の知り合い、

 


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東角鏡花 Tokaku Kyoka

(トウカクキョウカ・18・東連寺女学院の3年生)


 全寮制で知られる東連寺女学院高校の3年生。対人スキルは壊滅的で寮でもクラスでも孤立を極めていた。すでに両親共に亡くなっている。父親が生前は東連寺学院大学の教授だったためその伝手で奨学生として高校に在籍している。美しい金髪と鋭い赤眼を持つ少女。

Coming soon...


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Aino Aalt Alva アイノ・アアルト・アルヴァ

(アイノ・19・庵乃雲の事務員)


 北欧の魔術に秀でたアルヴァ家の愛娘で幼少期は相当過保護に育てられていた。悪魔学が専門で、特に悪魔の召喚に比類なき才を持つ。

 単身日本に訪れた彼女は現在は庵乃雲事務所で事務員として働いている。クラマの同僚にして後輩、そしてライバル。

 最も悪魔に唆されそうなおバカな性格をしているが、誰からも肯定されて育ってきたため明るく謙虚で真面目である。基本的に他人を信じやすく騙されやすい。

 


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清末 白 Kiyosue haku

 (キヨスエハク・17・東連寺女学院高校の3年生)

 全寮制で知られる東連寺女学院高校の3年生。3年c組の委員長、公明正大でクラスの仲を取り持っている。涼乃鈴とは10才からの長い付き合い。

 真面目で頭脳明晰、学内での評判も高く、白に憬れる後輩も少なくない。

 清末家は代々異能を継ぐ。その異能は男が継ぐことが伝統であったが、白は女でありながら異能を継ぐ特異な存在であった。

 しかし、異能を保持するが故に忌み嫌われ、結果的に清末家を後にするという暗い過去を持つ


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涼乃 鈴 Sayano Suzu

(トウカクキョウカ・18・東連寺女学院の3年生)

 全寮制で知られる東連寺女学院高校の3年生。対人スキルは壊滅的で寮でもクラスでも孤立を極めていた。すでに両親共に亡くなっている。父親が生前は東連寺学院大学の教授だったためその伝手で奨学生として高校に在籍している。美しい金髪と鋭い赤眼を持つ少女。


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東連寺沙月 Torenji Satsuki

(トウレンジサツキ・年齢不詳・東連寺学院大学の教授)


 大企業である東連寺グループを運営する東連寺家の娘。

 高校時代は、周りから東連寺家の孫娘としてしか見做されず、自分を知ろうとしてくれないことに苛立ち、精神的にやさぐれていた。しかし東連寺女学院でカリンに出会い、人とは違う彼女に惹れ、やがて友人となった。

 また、高校卒業後、カリンが渡英すると知ると大反対し大ゲンカとなった。カリンが日本に帰国後は、カリンを無理やり東連寺学院大学の臨時講師にさせている。自身は高校卒業後、親の七光りと言われるのを嫌って国内最高学府に入学。卒業後、祖父に説得され東連寺学院大学の教授となった。カリンを操ることができる数少ないうちの一人。

 性格は天然で悪戯好き。人の真意に鋭く、感情に敏感。時折見せる鋭い発言でカリンの人生に少なからず影響を与えている。


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Dean Ashley ディーン・アシュレイ

(ディーン・年齢不詳・魔術師)


 英国に存在する魔術の名門、アシュレイ家。数多くの著名な魔術師を送り出してきたアシュレイ家であるが、魔術に対する考えの違いと、分家、本家の違い、複雑な政治的要素が絡み合った結果、アシュレイ家の存続は直系第一子であるディーンの両肩に託されていた。ディーンは血みどろの継承権争いを生き残り、結果として齢17歳にしてアシュレイ家の当主となった。彼を守る為に、彼の母親をはじめ、多くの者が犠牲となった暗い過去を持つ。

 

 現在は英国で魔術の教鞭を執る。クラマが英国で2年間師従した人。クラマの魔術に関する師匠。アイノの憧れの人である。


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成宮和正 Narimiya Kazumasa

(ナリミヤカズマサ・30代後半・高校教師)


 東連寺女学院高校の数学教師。錬金術に秀でた成宮家の子息。密かに不老不死を求め魔術的な実験を繰り返している。


伊城忠幸 Ijyo Tadayuki

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(イジョウタダユキ・18・クラマの友人)


 クラマの中学時代からの友人でその付き合いは長い。現在は暴力団鷲鷹組の若頭で、喧嘩はめっぽう強い。眼鏡を掛けた知能派で、カリンと面識があり、庵乃雲に銃器関連で取引がある。

 性格は身内や友人に対しては義理堅いが、それ以外の人間には極めて冷酷非道。

 魔術のような非科学的なものが存在することはクラマを通して知っているが、基本的に自らの経験しか信じない現実主義者。


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世界観

 舞台は現代日本の東京。かつての宗教が世の理だった時代は終わり、魔法なんて誰も知らない、科学に裏打ちされた社会。その日常の裏でひっそりと息づく現代魔術師たち、彼らは終わらない夢を追い、成し獲ない現実を探す。

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用語集

 

【庵乃雲事務所】

 恵比寿駅西口から渋谷川に向かって徒歩3分。入り組んだビルの谷間に庵乃雲事務所はひっそりと佇む。5階建てのビルは、緑色がかったそのコンクリートの壁面が年季を主張している。1階は車庫、2階は応接室兼仕事場、3階は書庫、4階はカリンの私室、5階は魔術の工房、屋上には経年劣化した水色のベンチと灰皿がある。

 【東連寺女学院高校】

 都内の郊外にある東連寺学院には幼小中高大があり、幼稚園から高校まではエスカレーター式、大学には推薦で小人数入学する程度。高校は寮制である。

 【魔法】

2つの意味がある。1つ、単純に魔術と異能を合わせて魔法と呼ぶ。2つ、魔に対する法と理念の意味を強調して〝魔法〟と呼ぶ。

 【魔術】

魔(力)を利用した術。

 【異能】

術を通り越して法則となってしまったもの。

 【魔力】

魔力は自身の体内と世界の両方にある。つまり場に魔力があふれている、魔術のやりやすい場所と、やり辛い場所がある。主にその差は神秘性に由来する。

※上記の内容は予告なく変更する場合があります。